今日のFX相場見通し

9月17日 (水) 07:00

ドル円予想:下値警戒 株価先安感も重荷か (9月17日)

前取引日16日のドル円は売りが拡大。安値146.27をつけてから終値146.45と、2営業日連続でドル売りが出たのち本日の取引へ移行した。本日17日のAI予想は円安予想。

16日に材料視された経済イベントは、米小売売上高が0.6%で予想を上振れ、また米鉱工業生産や米NAHB住宅市場指数の結果も注目された。米10年国債利回り(米長期金利)は下落し、こちらを重荷としてドル売りが強まる場面があった。

本日17日の日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気トレンドの維持を想起させる環境。 株価先安感も重荷か、プロのドル円FX予想は???

目先の展開については、米時間に控えるFOMC後のパウエルFRB議長会見が最大の材料となる。ここ数日は頭重さの意識される展開が続いていたが、今夜の重要イベントを視野に調整売りが出ていた面もあり、ひとまずFRB会見の内容を見極めたうえで今後の方向感を確認したいところ。かりに会見内容がハト派寄りとなって売りがかさんだ場合、チャートは次の下値めやすとなる7月24日安値145.85を目指す展開も想起される。

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